タイヤの空気圧は冬に下がる?気温で変わる分の計算(kPa・psi・barの換算つき)

空気を入れたときの気温と今の気温から、気温の差でタイヤの空気圧がどれだけ下がるかを計算します。入れてからの月数を入れると、自然に抜ける分(1か月で5%ほど)も合わせた目安を出します。kPa・kgf/cm²・psi・bar の単位の換算もできます。

空気圧の単位の換算

気温が下がると、どれだけ下がる?

20℃のときに入れた空気圧が、気温が下がるとどうなるかの目安です(自然に抜ける分は入れていません)。200〜280kPaのタイヤなら、気温が10℃下がるごとに、およそ10〜13kPa下がります。

20℃で入れた空気圧10℃のとき0℃のとき−10℃のとき
200kPa190kPa(−10)179kPa(−21)169kPa(−31)
230kPa219kPa(−11)207kPa(−23)196kPa(−34)
250kPa238kPa(−12)226kPa(−24)214kPa(−36)
280kPa267kPa(−13)254kPa(−26)241kPa(−39)

たとえば20℃で230kPa入れたタイヤは、0℃の朝には約207kPaになります。そこに1か月で自然に抜ける分(5%ほど)が重なると、約196kPaと、入れたときより34kPaほど低くなります。スタッドレスに替えた後の最初の寒い朝は、空気圧を測り直しましょう。

空気圧の早見表(kPa・kgf/cm²・psi・bar)

kPakgf/cm²psibar
1801.8426.11.80
1901.9427.61.90
2002.0429.02.00
2102.1430.52.10
2202.2431.92.20
2302.3533.42.30
2402.4534.82.40
2502.5536.32.50
2602.6537.72.60
2702.7539.22.70
2802.8640.62.80
2902.9642.12.90
3003.0643.53.00

hPa・MPa・気圧など、ほかの圧力の単位にするなら圧力の換算(単位の換算)へ。

空気圧の点検のしかた

スタッドレスに替える時期の目安は初雪・積雪の平年日に、サイズを替えるときの外径の差はタイヤサイズの計算にあります。

計算の式: 気温による変化は、ゲージの空気圧に大気圧(101.3kPa)を足した絶対圧が、絶対温度(℃+273.15)に比例するとして計算しています(タイヤの体積は変わらないとみなした目安)。自然に抜ける分は1か月ごとに5%として重ねています。単位は 1kgf/cm²=98.0665kPa、1psi=6.894757kPa、1bar=100kPa。出典: 日本自動車タイヤ協会(JATMA)「タイヤのおはなし(乗用車用タイヤ編)」(指定空気圧、冷えているときに月1回以上の点検、調整は0〜+20kPa、1か月で5%程度の自然な低下)。

よくある質問

冬はタイヤの空気圧が下がる?

下がります。空気は冷えると縮むので、20℃で230kPa入れたタイヤは0℃で約207kPaになります。200〜280kPaのタイヤなら、気温が10℃下がるごとに、およそ10〜13kPaが目安です。

空気圧はいつ測ればいい?

走る前のタイヤが冷えているときに、少なくとも1か月に1回測ります。走ったあとは空気圧が上がっていますが、抜かないようにします。

空気圧は高めに入れてもいい?

指定空気圧から0〜+20kPaの範囲で合わせるのが目安です。指定空気圧は運転席のドアのあたりのラベルや取扱説明書で確かめます。

psi を kPa に直すには?

1psi=約6.895kPaなので、psi の数に6.895をかけます。たとえば33psiは約228kPa、36psiは約248kPaです。

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