燃費の計算(満タン法): km/L・L/100km・1kmあたりのガソリン代
満タンにしてから次に満タンにするまでに走った距離と入れた量から、実際の燃費(km/L)を計算します。何回分かを入れると平均の燃費を出し、ガソリンの値段から1kmあたりの費用、カタログ燃費と比べた達成率もわかります。
満タン法の測り方
- ガソリンを満タンにして、トリップメーター(区間距離)を0にします。
- ふだんどおりに走り、次にまた満タンまで入れます。
- そのとき入った量(L)と、トリップメーターの距離(km)を書きとめます。燃費=距離÷量です。
1回だけだと、満タンの止まり方(入れ方の差)で数%ぶれます。3回以上の合計で計算すると、ぶれが小さくなります。たとえば上の例の3回(合わせて1,255km・85.8L)なら、平均の燃費は14.6km/L、1Lが170円なら1kmあたり11.6円です。
km/L と L/100km の換算
日本ではふつう「1Lで何km走るか(km/L)」で、海外の車では「100km走るのに何L使うか(L/100km)」で表すことがあります。L/100km=100÷km/L です。
| km/L | L/100km | 1kmのガソリン代(1L 160円) | 1kmのガソリン代(1L 180円) |
|---|---|---|---|
| 8km/L | 12.5L | 20.0円 | 22.5円 |
| 10km/L | 10.0L | 16.0円 | 18.0円 |
| 12km/L | 8.3L | 13.3円 | 15.0円 |
| 15km/L | 6.7L | 10.7円 | 12.0円 |
| 18km/L | 5.6L | 8.9円 | 10.0円 |
| 20km/L | 5.0L | 8.0円 | 9.0円 |
| 25km/L | 4.0L | 6.4円 | 7.2円 |
| 30km/L | 3.3L | 5.3円 | 6.0円 |
燃費が落ちるときに見るところ
- タイヤの空気圧: 低いと転がりにくくなります。冬は気温で下がるので、タイヤの空気圧で下がる分を確かめて、指定空気圧に合わせましょう。
- 冬の時期: エンジンが温まるまでの時間が長くなり、暖房・スタッドレスタイヤも加わって、夏より燃費が落ちやすくなります(スタッドレスに替える時期)。
- 走り方・荷物: 急な加速、短い距離のくり返し、重い荷物も燃費を下げます。
出かけるときのガソリン代(往復・割り勘)は、お金の計算のガソリン代の計算で、税金・車検も合わせた1年の費用は車の維持費の計算で出せます。
計算の式: 燃費(km/L)=走った距離(km)÷入れた量(L)。何回分かの平均は、距離の合計÷量の合計で出しています(回ごとの燃費の平均ではありません)。L/100km=100÷燃費、1kmあたりの費用=1Lの値段÷燃費、達成率=実際の燃費÷カタログ燃費。
よくある質問
燃費の計算のしかたは?
満タンにしてから次に満タンにするまでに走った距離を、入れたガソリンの量で割ります。たとえば420km走って28.5L入ったなら、420÷28.5で約14.7km/Lです。
何回分かの平均の燃費はどう出す?
距離の合計を量の合計で割ります。回ごとの燃費を足して回数で割るより、正しい平均になります。
L/100km を km/L に直すには?
100をその数で割ります。たとえば5L/100kmは20km/L、8L/100kmは12.5km/Lです。
冬は燃費が悪くなる?
エンジンが温まるまでの時間や暖房、スタッドレスタイヤ、気温で下がる空気圧などが重なり、落ちやすくなります。空気圧はタイヤが冷えているときに月1回は測りましょう。