タイヤサイズの外径の計算(インチアップ・速度計のずれ)
「205/55R16」のようなタイヤサイズから、外径・外周・断面の高さを計算し、ほかのサイズに替えたときの外径の差と速度計のずれを出します。インチアップやスタッドレスのサイズ選びに。
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サイズの読み方(205/55R16 の場合)
- 205: タイヤの幅(断面幅)が205mm
- 55: 扁平率55%。タイヤの厚み(断面の高さ)が幅の55%で、205×55÷100=112.75mm
- R: ラジアル構造のタイヤ
- 16: 合うホイールの直径(リム径)が16インチ=406.4mm
外径は「リム径+厚み×2」で、406.4+112.75×2=631.9mmです。
サイズごとの外径
よく使われる乗用車のサイズです。サイズを選ぶと、外径の近いサイズ(インチアップの候補)も見られます。ホイールを1〜2インチ大きくするときの候補はインチアップ早見表にまとめています。
| リム径 | サイズ(外径) |
|---|---|
| 13インチ | 155/65R13(532mm)、145/80R13(562mm) |
| 14インチ | 155/55R14(526mm)、165/55R14(537mm)、155/65R14(557mm)、165/65R14(570mm)、175/65R14(583mm)、175/70R14(601mm) |
| 15インチ | 165/55R15(563mm)、185/55R15(585mm)、185/60R15(603mm)、175/65R15(609mm)、185/65R15(622mm)、195/65R15(635mm) |
| 16インチ | 165/45R16(555mm)、195/50R16(601mm)、185/55R16(610mm)、195/55R16(621mm)、185/60R16(628mm)、205/55R16(632mm)、195/60R16(640mm)、205/60R16(652mm)、215/60R16(664mm)、205/65R16(673mm)、215/65R16(686mm)、175/80R16(686mm)、265/70R16(777mm) |
| 17インチ | 195/45R17(607mm)、205/45R17(616mm)、215/45R17(625mm)、205/50R17(637mm)、215/50R17(647mm)、215/55R17(668mm)、225/55R17(679mm)、215/60R17(690mm)、225/60R17(702mm)、225/65R17(724mm)、265/65R17(776mm) |
| 18インチ | 225/40R18(637mm)、215/45R18(651mm)、225/45R18(660mm)、215/50R18(672mm)、225/50R18(682mm)、235/50R18(692mm)、215/55R18(694mm)、225/55R18(705mm)、235/55R18(716mm)、235/60R18(739mm) |
| 19インチ | 245/40R19(679mm)、225/45R19(685mm)、245/45R19(703mm)、225/55R19(730mm)、235/55R19(741mm) |
サイズを替えるときに気をつけること
- 外径の差は小さく: 外径が変わると、速度計の表示と実際の速さがずれます。替えるなら外径の差が小さいサイズを選び、元より大きくしすぎないようにします。
- 荷重指数(ロードインデックス): サイズの後ろの「91V」の91が荷重指数で、1本で支えられる重さを表します。元のタイヤの荷重指数を下回らないものを選びます。同じ数字でも規格(標準と XL など)によって支えられる重さが違うことがあります。数字ごとの重さは荷重指数と速度記号の早見表で。
- ホイールと車体: 幅を広げると、ホイールのリム幅に合うか、車体やサスペンションに当たらないか、はみ出さないかを確かめます。車検に通るかも含めて、替える前にタイヤ店や販売店に相談すると安心です。
- ここでの外径は、表記の寸法から計算した値です。実際のタイヤは、メーカーや銘柄、空気圧によって数mm違います。
計算の根拠: 外径=リム径(インチ×25.4mm)+断面幅×扁平率÷100×2。1インチ=25.4mm。速度計のずれは、外周(外径×円周率)の比で計算しています。
よくある質問
タイヤの外径の計算のしかたは?
外径=リム径(インチ×25.4mm)+断面幅×扁平率÷100×2 です。205/55R16 なら、406.4mm+112.75mm×2=631.9mm です。
インチアップで外径はどれくらいまで変えていい?
速度計のずれを小さくするため、元の外径との差ができるだけ小さいサイズを選ぶのが基本です。荷重指数が元を下回らないことも大切です。迷ったらタイヤ店で、その車に合うサイズを確かめましょう。
外径が大きくなると速度計はどうなる?
タイヤが1回転で進む距離が長くなるので、実際の速さは速度計の表示より速くなります。外径が2%大きいと、速度計が100km/hのとき実際は約102km/hです。
スタッドレスタイヤを1インチ小さくしてもいい?
外径がほぼ同じで、ブレーキなどに当たらず、荷重指数が足りるサイズなら、インチダウンして扁平率の高いサイズを選ぶ人もいます。車ごとに使えるホイールの大きさが決まっているので、お店で確かめましょう。