タイヤの溝の残りの計算(スタッドレスは新品の50%・スリップサイン1.6mm)
新品のときと今の溝の深さを入れると、溝が何%残っているか、スタッドレス(冬用タイヤ)として使えるか、使用限度の1.6mmまであと何mmかを出します。
溝の決まり
- 使用限度は残り溝1.6mm(乗用車)。溝の中にある小さな出っ張りのスリップサインが、溝の表面と同じ高さになったら限度です。それより前に新しいタイヤに替えます。
- 冬用タイヤ(スタッドレス)で雪や凍った道を走るのは、残り溝が新品のときの50%以上あるときです。溝の中のプラットホームという目印が出てきたら、冬用としては使えません(夏の間に使い切ることはできます)。
- 溝が残っていても、ゴムが硬くなったり、ひび割れがあったりすると、雪や氷の上で効きにくくなります。年数がたったタイヤは、お店で点検してもらいましょう。
新品のときの溝ごとの、冬用として使える深さ
| 新品のときの溝 | 冬用として使える残り溝(50%) | 使用限度 |
|---|---|---|
| 7.0mm | 3.50mm以上 | 1.6mm |
| 7.5mm | 3.75mm以上 | 1.6mm |
| 8.0mm | 4.00mm以上 | 1.6mm |
| 8.5mm | 4.25mm以上 | 1.6mm |
| 9.0mm | 4.50mm以上 | 1.6mm |
| 9.5mm | 4.75mm以上 | 1.6mm |
| 10.0mm | 5.00mm以上 | 1.6mm |
| 10.5mm | 5.25mm以上 | 1.6mm |
| 11.0mm | 5.50mm以上 | 1.6mm |
| 12.0mm | 6.00mm以上 | 1.6mm |
溝の測り方
- タイヤの側面の「△」の印の先の溝に、スリップサイン(とスタッドレスならプラットホーム)があります。
- 深さは、溝の深さを測るゲージ(デプスゲージ)で、いちばん減っている太い溝(主溝)を何か所か測ります。4本とも測り、いちばん浅いところで考えます。
- 前と後ろで減り方が違うので、季節ごとの付け替えで前後を入れ替えると、長く使えることがあります。
替えるタイヤのサイズの外径はサイズの一覧、インチダウンの候補はインチアップ早見表、車検の時期は車検の時期の計算で見られます。
よくある質問
スタッドレスタイヤは溝が何mmになったら替える?
冬用として使えるのは、残り溝が新品のときの50%以上のときです。新品のとき9mmなら4.5mmが目安で、溝の中のプラットホームが出てきたら冬用としては使えません。
スリップサインが出たら?
残り溝が1.6mmの使用限度です。そのタイヤで走ってはいけないので、すぐに新しいタイヤに替えます。
プラットホームが出たスタッドレスは夏に使える?
使用限度の1.6mmまでは使えますが、夏タイヤより雨の日に滑りやすく、減りも早くなりがちです。使い切るなら、早めに替える前提で使いましょう。
出典: 日本自動車タイヤ協会(JATMA)「安全に乗るために」(使用限度は残り溝1.6mm、冬用タイヤは新品時の50%以上)。計算の式: 残り=今の溝÷新品のときの溝。